がらくたモバイル

今日は七夕の日。朝から青空で雨降ったりよくわからない天気ですが、残念ながら夜の天気の方は悪そうなので、本物の天の川を見ることはできそうにありません。
しょうがないので、iPhoneで見ることができる天体系のアプリをご紹介します。

ｉステラ

開発：アストロアーツ

参考価格：1,000円


有料アプリですが、それ相応の機能たっぷりです。
まずはアルタイルさんこと、彦星を探してみましょう。

天体検索画面には、恒星・星座・メシエ天体（星雲）・太陽/月/惑星・彗星・流星群の放射点があり、それぞれから名前でたどれます。

恒星（太陽と同じく自ら光っている星）より「アルタイル」を探します。残念ながら彦星では出てきません。
星座からなら、「わし座」ですね。
指定した星や星座が中心に出てきます。この画面では拡大縮小ができるので、ちょっと縮小してみましょう。

近くによく光る２つの星があると思います。星座名が出ているのでわかりやすいですが、はくちょう座の「デネブ」と、こと座の「ベガ」、わし座の「アルタイル」で、夏の大三角形と呼ばれる夏の夜のシンボルになります。

下の方の月が非常に目立っていますが、この際よしとしてください(^^;

この、左側のこと座のベガが織姫です。
天の川も表示できます。天の川が見えなかったら、iPhoneの画面の輝度を上げてみましょう。
（私は輝度暗めに設定していたので、最初は天の川に気づきませんでした(^^;）



iPhoneを横向きにすると天体図も横向きになります。

そして、アルタイル（彦星）と、ベガ（織姫）。

星がたくさんありすぎて名前が重なってしまいましたが、好きな場所に自由に配置して見ることができます。この辺がiPhoneのインターフェイスの良いところですね。
Windows Mobile系などでは、CPUの性能がいくら高くても、なかなかこうはいかない。不思議なことに。

画面上で数センチの距離ですが、実際のアルタイルとベガの距離は「15光年」だそうです。
光の速度で15年。ちなみに地球からアルタイルは「16.8光年」、地球からベガは「25.3光年」。
光は1秒で地球のまわりを7周半まわります。太陽から地球までが約8分。・・・というとものすごく遠くの星に感じられますが、天の川の端から端、銀河系の直径は10万光年前後だということですから、意外とみんな近所のようです(^^;

非常に無理矢理なたとえとして、天の川が安倍川だったとすると、織姫が手越に、牽牛（彦星）が弥勒の安倍川餅屋さんの石部屋あたりに住んでいて、地球はさつま通りの豆豊のあたりから、二人の恋の行方を見ているような距離感になります。
その距離感でざっくりいけば、銀河系は、沖縄を中心とした半径1,500kmぐらいの範囲になりますね。
（太陽系は、比較的銀河系の端っこの方にありますので。銀河辺境界隈ですね）


今年は短冊に何をかきましたか？

「アルタイルさんに3,000点！」