2010年02月28日

チリ大地震の津波のスピードは時速700キロ近くでやってきている Clip to Evernote

昨日、2月27日15時34分に南米チリで発生した地震、マグニチュードは8.8だったそうです。

20100228時点の世界の地震状況


- IRIS Seismic Monitor より引用-


第一波の津波が静岡の焼津沖に到達する時間が、今日の14時30分頃ということなので、南米から焼津までを1日弱で到達することになります。
けっこう速いスピードのような気がするので、大雑把な計算をしてみました。

まず、南米チリ沖から駿河湾あたりの距離をざっくり測ってみました。
感覚的にわかればいいので、息子の地球儀を取り出して長さを測り、地球儀の縮尺で計算してみたところ、約1万6千~1万7千キロメートル。地球の1周が約4万キロメートルなので、半周よりちょっと少なめ。地球儀をぐるっとまわるので、地球の裏側に近いところですね。

これに焼津到達の予定が14:30なので、約23時間。

時速(km/h)では、距離(km) ÷ 時間(h) = 16,000km ÷ 23時間 = 695.7km/h (!?)

なんと時速700km近くのスピードで焼津に到達するようです!

到達時間はともかく、距離はかなり大雑把なのですが、まあ、感覚的に数字をつかむにはいい数字でしょう。

太平洋を地球の裏側から新幹線の3倍以上のスピードでやってくる津波。高さ2メートルといわれています。これから満ち潮になっていく時間帯なので、海岸近くでは十分に気をつけて下さい。

タグ :地震津波

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Posted by ガラモバ at 14:34│Comments(0) 自然・地震・雷
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