2013年08月16日

「Atmel Studio 6」で、AVRISPmkIIのファームウェア更新に失敗した時の対処法

AVRの開発環境を新しくしたらつまずいたのでメモ。

これまでattiny2313等へのプログラムの書き込みは、自作ライター(千秋ゼミのHIDaspxおかしい、千秋ゼミのAVR wikiが落ちてる?)とBASCOM-AVRで、BASICで開発していたのですが、今回、私以外の電子工作メンバー全員が「AVRISPmkII」を使っているので、環境を合わせることになりました。

事前にインストールしていた開発環境「Atmel Studio 6」でサンプルプログラムを書き、ATtiny2313にさあ書き込み!という所で「ファームウェアを更新してください」という要求がありました。
ファームウェア古いって
そのまま更新をして進もうと思ったら、ファームウェア更新に失敗。
何度やってもそこから進まなくなってしまったので、HELPを読んだりネットで調べたりしたものの、ファームウェア更新手順がでているページは、ほぼ前のバージョン(AVR Studio 4)でのものしかない。
しょうがないのでAVR Studio 4 からの手順でファームウェアを更新。
もちろん古いバージョンのものなので、こちらで最新バージョンのファームウェア書き込みをしようとしたら、どうやら書式が違うようで利用できそうにない。
ただ、ファームウェア単体のプログラムがあったので、同様のプログラムがあるのではないかと調査した。
AVR Studio 5 にもあったが 最新版には同じような名前のファイルが見つからない。
色々キーワードを変えて検索していたら、やっとそれらしい記載を発見(http://www.avrfreaks.net/

最終的にうまくいった手順は次のとおり。   続きを読む


Posted by ガラモバ at 18:06Comments(2) 電子工作
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2013年08月15日

ただいまマイコンいじってます

「マイコン」っていっても、今回はTK-80とかのアンティーク系(骨董品系?)コンピュータのことではないです。

最近、ある仲間たちと電子工作の勉強会を定期的にやってまして、その中心にマイコンがあります。

まあ、小さなパソコンのようなもので、マイコン上にRAM、メモリー、CPUが載っていて、プログラムを作れば入出力を処理できるしくみになっています。
身近なところでは、リモコン、タイマー付き電子炊飯器、風量調節をしてくれる扇風機なんかですかね。

いまやほとんどの家電製品に組み込まれていて、ボタンを押してメニューを選べばちょうどよく作ってくれるといったことをうまくコントロールしてくれています。

マイコンで遊ぶには、電子回路を作成してプログラムを組んで始めて面白いことになってくるので、若干敷居が高いですが、色々面白いことができます。
LEDをピカピカさせたり、文字を書いたり、時計を作ったり、温度計を作ったり、センサーを遮ったら何かアクションを起こしたり、と、電気を使って動くものとのやり寄りには不可欠です。

パソコンのCPUが core i7 だったりがあるように、マイコンにもいくつものメーカーや種類があります。
有名な所では、Microchip社の「PICシリーズ」、ATMEL社の「ATMEGA」シリーズ、「ATtiny」シリーズなふどがあります。
このあたりはマイコン1個が数百円から買うことができます。(機能やメモリが少なければ100円ぐらいからあり)

パソコンに近いことをやらせたい場合は、もうちょっと上のクラスになります。

いまではハンダ付けをあまりやらなくても色々なことが出来る周辺回路付きのプラットフォームのArduino(アルデュイーノ)というものが出てきていて、ぐんと敷居が下がっています。
(スマホの Android:アンドロイド とは違います)


さて、肝心のプログラムはどうやって作るのかというと、PC用に無料で使える開発ツールがありまして、C言語やC++などが利用できたりします。
パソコンで作ったプログラムをマイコンに書き込みしなければならないのでこれには専用のライターが必要になります。
逆に言えば、パソコンがあれば、3~4千円のライターと、数百円のマイコンと幾らかの電子部品で自分だけのハードウェアができてしまうのです。

作りたい機能によっては数千円以上になってしまいますが、作りたいものが創れるって、面白いと思いませんか?  

Posted by ガラモバ at 18:11Comments(0) 電子工作
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