2013年10月28日

おぼえがないのにApple IDのパスワード再設定メールが来た時の対処法

おぼえがないのにAppleIDのパスワード再設定メールが来た時の対処法
10月23日頃、Apple IDのパスワード再設定メールが不特定多数に届いたようです。

【注意喚起】Apple IDの「パスワード再設定」をかたるメールに注意 / 念のためパスワード等の変更を | ロケットニュース24
「Apple ID パスワードの再設定方法。」といった件名のメールが一部のユーザーに繰り返し届く | セキュリティ・プライバシー - スラッシュドット・ジャパン
<フィッシング?>アップルIDのパスワード狙う 大量にメール送信 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

私のところには来なかったのですが、「こんなメールが来たけど、どうしたらいい?」と相談を受けたので、実メールを確認できました。

送られてきたメールを調べてみると、次のことがわかりました。

1.送られたメールはAppleからのもの
送られてくるメールはAppleからのメールで、My Apple ID のページから「パスワードをリセットする」でパスワードを再設定したときに送られてくるメールである。

2.「Apple IDパスワードを再設定します」のリンク先は正規のアップルサイト
1のメールが正しいメールであり、リンク先のアドレスは「https://iforgot.apple.com/」で始まる正規のパスワード再設定用ページである。

したがって、このメールと、メールの飛び先で操作自体には問題がないようでした。
しかし、このようなことが起こった事自体は危険な問題をはらんでいます。


☆問題となりうる所


・メールアドレスを知っている第三者が勝手に「パスワード再設定」手続きをとっている
悪意の第三者が、Appleの正規サイトよりパスワード再設定をするために、どこかから手に入れたメールアドレスを入力した可能性があります。

☆パスワードを盗み見られる可能性のあるタイミング


◆ケースa. 事前にパソコンの操作を読み取り特定先へ送信するウィルスに感染している場合
 →パスワード再設定時のキー操作

◆ケースb. gmailなど、フリーメールのメールアドレス側が先にハッキング済みで、第三者が自由に見ることが出来る場合
 →本人がメールを確認する前に再設定画面に遷移し、先に違うパスワードに変更してしまう。
 →本人がログインできずに自ら「パスワードをリセットする」をするまでの間にアカウント情報を盗む。

☆対策


・ケースaを想定した対策
PCのウィルスチェック、フィッシング対策を実行し、感染した可能性があれば検疫・駆除する。
(ウィルス定義ファイルを最新版に更新しておくこと)

・ケースbを想定した対策
1.gmailなどフリーメールのパスワードや、パスワードヒント等の変更
 こちらがハッキングされていた場合、かなり厄介です。パスワードの変更のほか、2段階認証などの対策が取れる場合はなるべくやっておいたほうが安心です。

2.改めてAppleの正規サイトより「パスワードをリセットする」をして、先のパスワードリセット用ページをキャンセルして自分で再設定する。
やはりこちらもパスワード関連の情報は全て変更しておいたほうが良さそうです。
https://appleid.apple.com/


とりあえず、両方を想定して対策を取れば、ひとまず安心と思われます。

自分で操作した覚えのないパスワード再設定メールなどが来た場合、まずはどこから来たメールか、リンク先はどこへ誘導しているのかを確認した上で、判断してください。



  

Posted by ガラモバ at 22:04Comments(3) パソコンAppleMac
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2011年06月08日

WWDCでのApple発表はiPhone5なし→OS、サービスてんこ盛り!

6月7日(現地時間6月6日)にWWDC2011のApple基調講演がありました。今回はAppleからの映像配信はなく、会場の音声や写真、音声の同時通訳など、様々な形でUstream等で流れてくるのとTwitterで話題を追いかけるかたちでほぼリアルタイムに全容をつかむかたちになりました。
「次期iPhoneの発表があるのかないのか!?」と気をもんでましたが、今回はありませんでした。
その代わりに(というか、元々こちらが主題なのですが)、今までにない規模の新OSや新サービスの発表がありました。
要点は
■Mac用新OS「OS X Lion」
・DVDなどのメディアによる販売はなく、Mac App Store からのダウンロード販売のみ。
・ひとつのAppleIDにおいて、何台でもMacにインストールOKなライセンス形態。
・OSの価格は29ドル99セント!(日本ではなんと2,600円!)

新機能(250種類以上の新機能の抜粋の抜粋)
・iPhoneのような、マルチタッチやジェスチャー操作、フルスクリーンアプリなど
・iOS 4 のような、アプリのアイコン同士を重ねるとグループ化されるLaunchPad
・OS側で準備されたオートセーブとバージョン管理(TimeMachineのカンタンなものっぽいイメージ)
・カンタンなファイル転送。AirDropで相手のアイコンにドロップするだけ。
…などなど

■iOS 5
・PCレスでOSアップデートやアプリ購入が出来るようになる
・iOSのアップデートはiPhone3GS以降(初代、iPhone3G、iPodTouch初代、第2世代は不可)
・ロック画面に通知エリアができる
・カメラアプリではボリュームボタンがシャッターになる
・TwitterIDはシステム側で認証する
・カレンダー、連絡先、メールなどの同期がよりカンタンに
・PCとUSBで繋げなくてもiTunesとの同期がWi-Fiでできる
・iPadのキーボードがセパレート型の親指入力対応に
・ショートメッセージが携帯キャリアに関係なく送れるようになる
…などなど

■iCloud
・カレンダー、連絡先、メールなどの同期ができるMobileMe(年間9,800円)以上のサービスを無料で提供
・購入アプリの情報も管理しているので、PC画面で購入してiPhoneに転送していないアプリも自動的に転送可能
・ブックアプリはしおりの位置もバックアップ
・写真はiCloud側に30日間自動保存できる。iOSでは最新1000枚。保存しておきたい写真は「アルバム」で対応。
・iCloudからPCへの保存も自動
・iTunesで購入した楽曲は同じIDで紐付けられた最大10台の機器(PC、Mac、iPhone、iPad、iPodTouchなど)で自動ダウンロード
・購入した楽曲は再ダウンロードOK
・iTunesで購入したもの、写真(Photo Stream)以外の自分専用保存エリアは5GB(メール、ドキュメント、バックアップなど)

おまけ
・iTunes Match
自分がCDを買って取り込んだ楽曲を、iTunesのライブラリーとマッチングして、iTunes管理下にその曲がある場合はiTunesから購入したものと同じ扱いにしてくれる有料サービス(年額24ドル99セント)


てんこもりすぎて、全然まとまってませんが、これを無理やり要約すると、

1.便利になったMacの新OSが2,600円で自分のMacに何台でも入れられる。
2.iPhoneやiPadが進化する。
3.iPhoneやiPadを使うのに、PCがなくても困らなくなる。

ということになるでしょうか。

1.はOSのアップグレードなので、Windowsで言うところの 「Vista→7」みたいなものですが、Windows7のHomePremiumのアップグレード版をダウンロード販売で買うと15,429円(Professionalが25,194円)となります。
http://www.microsoftstore.jp/Form/Product/ProductCategory.aspx?cat=100002

2.は、色々とよくなるでしょう。Android の良いところも一部参考になっているようです。

3.は地味ですが、なかなか大きな要素になってきます。iPadは幼児からご老人まで、さらに人間の垣根を超えて猫までもが操作できるデバイスとして一定の地位を築きあげてきましたが、これでさらに「ややこしい」要素が減ってくる事になります。
たとえば、遠方のおじいちゃんにiPadをプレゼントしようにも、パソコンがないとどうにもまらないことがいくつかあります。今は諦めるという選択肢しかありませんが、これからは気にしなくてもよくなるわけですから、次の普及に向けて大きな進歩です。

まあ、ネットにはWi-Fi接続という、もうひとつの大きな難題は残っていますけど…


そんなわけで、Appleの目指す未来とMicrosoftの目指す未来は違うところにあるということがはっきりしてきました。
Googleはその間で今ちょっと迷走しているようにも見えなくもない…

「OS X Lion」は7月、iOS 5、iCloudは今秋からなので、まだまだこれから様々な詳細が明らかになってくると思います。

iPhone5(4s?)はiOS5と同時に出てくるのが効率的だと思うので、やはり発売は9月以降ということなのでしょうか?
毎年恒例の9月のスペシャルイベントで「新iPhone販売開始!明日から!」とか、やらないんであればスルッとiOS4のまま8月中に…ないだろうなあ…  続きを読む


Posted by ガラモバ at 12:09Comments(0) Apple
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2010年10月21日

88,800円~の薄型Macノート、MacBookAirが発売開始


Photo by dsearls

Macのノートは重いとか、軽いAirは高いとか、色々言われていたノート型のMacですが、ついに、新型薄型MacノートことMacBookAirが発表され、発売開始になりました。

今回は11インチ版と13インチ版という2種類の大きさに分かれまして、気になるサイズはそれぞれ

11インチ版 29.95 cm x 19.2 cm x 0.3~1.7 cm 1.06 kg
13インチ版 32.5 cm x 22.7 cm x 0.3~1.7 cm 1.32 kg

ということです。
また、お値段の方も、11インチ:64GB 88,800円~、13インチ:128GB  118,800円~ ということで、初代・2代目のMacBookAirで感じていた「薄型のAirだから高い」という感じでもなくなりつつあります。

11インチと13インチの違いは、大きさ、CPU、ストレージのサイズといった感じで13インチ版を一回り縮小したような感じですが、決定的に違うのが「SDカードスロットの有無」です。11インチの方はスロットがありません。デジカメの写真をぱっと取り込んで確認をするにはあった方がよいに決まってますが、まあ、無くてもUSB型のSDカードリーダーさえあればなんとでもなりますね。今では高いものでもないですから。
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タグ :MacBookApple


Posted by ガラモバ at 20:02Comments(0) Apple
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2010年01月08日

AppleのタブレットPCがそろそろ発表か!?

ウォール・ストリート・ジャーナル日本語版で下記のような記事が出ていました。

『【コラム】米アップルの小型パソコン発売のうわさ、過剰な期待は禁物』
米アップルがタブレット(錠剤)のような超小型コンピューターを発売するといううわさが絶えない。期待するのは結構だが、服用には注意が必要だ。



タブレット(錠剤)サイズの小型パソコンというと、きっと、こんな感じなんでしょうね。

Apple Tablet_GarakutaMobile   続きを読む


Posted by ガラモバ at 23:02Comments(0) Apple
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