2009年05月28日

5万円前後のネットブックとは?2万円PCを待たなくても…… Clip to Evernote

最近家電量販店に並んでいる、5万円前後のパソコンをご存じですか?
ネットブックと呼ばれる安価なパソコンが、家電量販店のパソコン売り場に並ぶようになってから、初めてのボーナス商戦がはじまろうとしています。

ぱっと見、安かろう・悪かろうな感じとおもいきや、意外と質感がよいものもあったりして、実際どうなのだろうという疑問の声もよく聞きます。ネットブックとは、どんなパソコンなのでしょうか?

じつは、パソコン業界にとっては、WindowsXPの寿命の延長、WindowsVistaの不調、次期WindowsのWindows7登場が控えているこの時期は、厳しい時期になっている。しかも、ただでさえこの不景気である。
WindowsVistaが発売された時期にパソコンを購入した方は、ハードウェアのスペックは上がっているのに操作感が変わらない、むしろ遅く感じるようになったなど、「OSが新しくなりました。さあ、みなさん、あたらしいWindowsパソコンに乗り換えましょう」というマイクロソフトに「だまされた感」を感じている人も多い。

誰もが最新スペックのPCを持っているわけではなく、ほんの数年前の最新スペックであっても陳腐化が激しい(と考えてしまった)原因のひとつは、OSである。OSが要求するマシンスペックが上がるということは、同じPCでOSだけアップグレードすることで「ほんのちょっとの目新しさ」を手に入れる代わりに「通常の操作」が同等以下のスピードになってしまったりするのだ。

これはおかしい。
我々は、OSを動かすためにパソコンを使っている訳ではないはずだ。
むしろ、OSなんかは表にしゃしゃり出てこずに、意識せずに使えた方がいいのだ。
その上で動かす、ブラウザやメールソフト、業務用ソフトなどのアプリケーションが快適に動けば、それでいいはずなのだ。

メールをするということ、インターネットでホームページを閲覧することだけなら、すでにOSにすらこだわらなくても良くなってきている。

そんな閉塞感の中で生まれてきたのが、スペックを抑えて価格が安く設定されたノートパソコン「ネットブック」だ。
DVDプレイヤーなどに使用されている安価な液晶ディスプレイ、ハードディスクを使用せずフラッシュメモリを使用、安価な低スペックなCPU、メモリーを抑えることで、5万円前後のパソコンが出来た。

CPUメーカーであるintelは、今までのCPUの市場を食わない、今までの主要CPUより「低性能・低消費電力・低発熱・低価格」ジャンルのAtomを開発。これが、今のネットブック市場で利用されているCPUの主流となっている。

当初、ネットブックは一昔前~ふた昔まえのハードで、「高い」Windowsを標準のOSとはせず、Linuxなどの無料で使用出来るOSを標準搭載し、メールやインターネット閲覧が問題なくできる、スペック的に「エコ」なパソコンとしてスタートした。一部情報通やマニアなどは、すでにある領域においてはLinuxも実用的に使用出来る事に気づいていたが、値段が今までに比べて極端に安い「インターネットパソコン」として、一般に認知されてしまう可能性が出てきた。
これに慌てたマイクロソフトは、急遽、マイクロソフトの決めた限定したスペックを満たせば、ひとつ前のOSであるWindowsXPをディスカウントする方策に出た。
安価なパソコンにもWindowsXPを載せることで、あまり知られていないOSを無かったことにしようとしている。その試みは店頭では成功しているようで、現在店頭で販売中のネットブックでLinuxを採用しているものはほとんど見かけない。

そのため、昨年発売された初期のネットブック以外は、今のところスペックはほぼ同等である。
画面サイズも「8.9インチ」、「10.2インチ」程度で1024ドットx600ドット。CPUは「Atom」1.6GHz前後、メモリーは1GB、記憶領域は160GBのハードディスク(HDD) か、32GBまでのフラッシュメモリ(SSD)までとなっている。そして重さは1kg前後。

メインパソコンを持っていて、安くてサブで持ち歩き用のパソコンがちょっとほしい場合には、いい選択支となる。逆に、メインパソコンで使いたいとか、ブルーレイを見たいとか、3Dゲームをしたいなどの用途には向かない。特に縦が600ドットというのは仕事用には非常に狭い。エクセルを開いた場合、画面の4分の1程度がツールバーなどに占領されてしまうので注意が必要だ。


そんなわけで、用途別のネットブックのおすすめは……

■持ち歩きがメインで、外出時にブログの下書きをする
小さくて可動部が少ないものがいい。画面が8.9インチで、16GB~32GBのSSD使用のもの。SDメモリスロット付きならその場でデジカメからデータも取り込める。

■室内使用がメインで、車移動。普段と同じ作業も少ししたい
10.2インチで160GBのハードディスク内蔵のもの。イザとなればOfficeモインストール可能。

ただし、購入するならなるべく実機を直接見てさわってみた方がいい。ヤマダ電機やコジマなどの家電量販店や、OAナガシマ、エイデンなどで沢山見比べてほしい。
4~5万円前後の金額帯でも、サイズや質感が非常に異なるためである。見た目の好みで買っても悪くない。パソコンとしては非常に安い部類なので、不満が大きくなったら子供に譲って新しいものを買っても、以前ほど懐は痛まない。

外出時にインターネットやメールもしたいとなると、イーモバイルの定額上限付きインターネットセットがお勧め。2年契約付きで本体100円といったものもあるので、「2万円パソコン」登場を待つまでもなく初期費用は少なく買うことも出来る。(イーモバイルの通信機器は別のパソコンでも使い回し可能)



今年の夏のボーナス商戦時期にそろっているネットブックでは、こんな感じでしょう。
今年後半になると、またネットブック内のスペック向上や、Windowsの制限がなし崩し的に緩和されるかもしれません。「よく考えたら、Macでもいいや」ということも……
また、ちょっと足せば、8万円前後からメインで使える15インチノートPCが買える時代でもあります。VAIO Pなどの小型変形パソコンもあります。


安くても、せっかく購入するのであれば、良い買い物をしてください。


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Posted by ガラモバ at 08:26│Comments(0) パソコン
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