2011年08月01日
放射線を測るということ
6月11日に、放射線を正しく測ろうという「ガイガーカウンターミーティング(GCM)」というイベントがあったようです。
テレビや雑誌で、異常に高い数値を取り上げられたり、また非常に低い値を出されたり、マスメディアの測定方法がそもそもおかしいとか、「何が何だかわからない(by.L)」状態になっていたりしますので、一旦、正しい知識を身につけて、むやみに煽られることなくしっかり理解しましょう……ということで、色々な説明や実験、検証ができたらしいのですが、この資料が色々な形でわかりやすく作られていたので、是非見ていただければと思います。
静岡県下田市出身の、鈴木みそ氏の漫画です。PDF形式や電子書籍のePub形式で見ることができます。
おかざき真里「お母さんのためのGCM講座体験談」: 611GCM
611ガイガーカウンターミーティング
こちらのまとめが見やすいです。
当初出回ったガイガーカウンターの中には、5万円以上しても小さな値は正しく測れないものも含まれていたようです。
正しく測るには、数十万円の機器が必要だったり、正しい測定方法で測らないと意味が無かったり……
「正しく測って、正しく怖がる」のが必要ですね。
テレビや雑誌で、異常に高い数値を取り上げられたり、また非常に低い値を出されたり、マスメディアの測定方法がそもそもおかしいとか、「何が何だかわからない(by.L)」状態になっていたりしますので、一旦、正しい知識を身につけて、むやみに煽られることなくしっかり理解しましょう……ということで、色々な説明や実験、検証ができたらしいのですが、この資料が色々な形でわかりやすく作られていたので、是非見ていただければと思います。
静岡県下田市出身の、鈴木みそ氏の漫画です。PDF形式や電子書籍のePub形式で見ることができます。
おかざき真里「お母さんのためのGCM講座体験談」: 611GCM
611ガイガーカウンターミーティング
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当初出回ったガイガーカウンターの中には、5万円以上しても小さな値は正しく測れないものも含まれていたようです。
正しく測るには、数十万円の機器が必要だったり、正しい測定方法で測らないと意味が無かったり……
「正しく測って、正しく怖がる」のが必要ですね。
放射線量測定器は自作できるのか?
エステーが家庭用放射線測定器を開発中
「カップメン」に助けてもらいました!
Youはショ~ック!?北斗の拳で腹筋鍛錬!
絵が描けなくても漫画が描けるとんでもないソフト「コミPo!」
昨年の今頃は…「ジャック・オラウータン」の話
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この記事へのコメント
9pのところで、行政の空間線量についてですが、自然放射線のうち宇宙からの線量は引き算されているはずですが、いかがでしょうか。
Posted by 杉山 at 2011年08月01日 11:35
>杉山さま
コメントありがとうございます。
「自然放射線のうち宇宙からの線量は引き算されているはず」について、行政の情報をお持ちでしたら是非教えてください。
個人的には、本気で宇宙線量の数字をを加味して計算するのであれ
ば、太陽の活動や電離層の状態、はたまた宇宙のどこを通ったかによっても地表を通る宇宙線量も変化するのではないかと想像します。
なので、平時から同じ条件で測定され、同じ基準で記録蓄積された正確な情報が必要で、より広範囲な情報の推移を見る必要があると思います。
もしかしたら、「宇宙線量は◯.◯◯◯マイクロシーベルト毎時と仮定する」とかいった基準があるのかもしれない。
モニタリングポストのような所では、特に、測定値の算定基準をコロコロ変えると意味が無い数字になってしまうと思うのですね。
ただ、エントリークラスの放射線量測定器が補正をしてるのかどうなのか、そもそもそこまで精密な測定ができるものなのか?
測定器のメーカーによっても、商品によっても測定値にばらつきがあり、ノイズの影響を受けたり、同じ商品でありながらも違う測定値がでる現状においては、数字同士の比較には注意が必要なのではないでしょうか。
上記の漫画に関しては、6月現在で手に入る手持ちの測定器でなるべく正確に測ることについて重きを置いているのと、自然放射線と機器ノイズの対比なので、文脈的には誤差の範囲として捉えても問題なかったということなのではないかと思います。
コメントありがとうございます。
「自然放射線のうち宇宙からの線量は引き算されているはず」について、行政の情報をお持ちでしたら是非教えてください。
個人的には、本気で宇宙線量の数字をを加味して計算するのであれ
ば、太陽の活動や電離層の状態、はたまた宇宙のどこを通ったかによっても地表を通る宇宙線量も変化するのではないかと想像します。
なので、平時から同じ条件で測定され、同じ基準で記録蓄積された正確な情報が必要で、より広範囲な情報の推移を見る必要があると思います。
もしかしたら、「宇宙線量は◯.◯◯◯マイクロシーベルト毎時と仮定する」とかいった基準があるのかもしれない。
モニタリングポストのような所では、特に、測定値の算定基準をコロコロ変えると意味が無い数字になってしまうと思うのですね。
ただ、エントリークラスの放射線量測定器が補正をしてるのかどうなのか、そもそもそこまで精密な測定ができるものなのか?
測定器のメーカーによっても、商品によっても測定値にばらつきがあり、ノイズの影響を受けたり、同じ商品でありながらも違う測定値がでる現状においては、数字同士の比較には注意が必要なのではないでしょうか。
上記の漫画に関しては、6月現在で手に入る手持ちの測定器でなるべく正確に測ることについて重きを置いているのと、自然放射線と機器ノイズの対比なので、文脈的には誤差の範囲として捉えても問題なかったということなのではないかと思います。
Posted by garamoba at 2011年08月02日 03:02
出版した側にも問題はありますが、パブリックな場で情報を公開するにあたり、情報の信憑性によっては、俗に言うところの風評を産む場合があります。
上記のコメントをいただきましたが、ブログといえど、そのような事実があるのかどうか?ということを掲載される側でも検証されることが重要かと思われます。(文脈としては、出版側の違う意図を感じましたが…)
例えば、
http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/kakushitsu/antai.html
などに書かれているように、国の方針に従い、県の単位でも発表される数値の変更を震災後にしています。
ナーバスな内容においては、こういう部分を注記及び追加情報としておくことも必要かと思われますので改めて提示させていただきました。
上記のコメントをいただきましたが、ブログといえど、そのような事実があるのかどうか?ということを掲載される側でも検証されることが重要かと思われます。(文脈としては、出版側の違う意図を感じましたが…)
例えば、
http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/kakushitsu/antai.html
などに書かれているように、国の方針に従い、県の単位でも発表される数値の変更を震災後にしています。
ナーバスな内容においては、こういう部分を注記及び追加情報としておくことも必要かと思われますので改めて提示させていただきました。
Posted by 杉山 at 2011年08月03日 17:56
>杉山さま
情報ありがとうございました。
ご提示いただいたページには、下記のように書かれていました。
-引用はじめ-
”これまで、この空間線量率の値については、宇宙からの放射線(宇宙線)の影響も含めてお知らせするため、モニタリングステーションに設置している放射線測定器で測定した値に、宇宙線寄与分約28nGy/h(ナノグレイ毎時)を加算した値をお知らせしてまいりました。
原子力施設の事故や過去の核爆発実験等による影響について、わかりやすくお知らせするために、平成23年4月1日(金曜日)から、宇宙線寄与分の加算を取りやめ、測定した値をそのままお知らせすることとしました。”
-引用おわり-(http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/kakushitsu/antai.html)
3月までは宇宙線寄与分を追加していたのですね。
1nGy/h (ナノグレイ/時) = 0.0008μSv/h (マイクロシーベルト/時)ということですから、28nGy/h(ナノグレイ毎時) = 0.0224μSv/h (マイクロシーベルト/時)加算されていた。それが現在引かれていると。
逆にその分少なく見えるわけですね。
また、
-引用はじめ-
”なお、空間線量率を評価する「平常の変動幅」(あるいは「参考値」)については、平成23年度の環境放射能測定結果の評価方法が定められるまでの間、平成22年度に定めた値から、宇宙線寄与分を除いた値を使用します。”
-引用おわり-(http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/kakushitsu/antai.html)
ということですので、過去からのデータとの対比に関しても問題なさそうです。
情報ありがとうございました。
ご提示いただいたページには、下記のように書かれていました。
-引用はじめ-
”これまで、この空間線量率の値については、宇宙からの放射線(宇宙線)の影響も含めてお知らせするため、モニタリングステーションに設置している放射線測定器で測定した値に、宇宙線寄与分約28nGy/h(ナノグレイ毎時)を加算した値をお知らせしてまいりました。
原子力施設の事故や過去の核爆発実験等による影響について、わかりやすくお知らせするために、平成23年4月1日(金曜日)から、宇宙線寄与分の加算を取りやめ、測定した値をそのままお知らせすることとしました。”
-引用おわり-(http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/kakushitsu/antai.html)
3月までは宇宙線寄与分を追加していたのですね。
1nGy/h (ナノグレイ/時) = 0.0008μSv/h (マイクロシーベルト/時)ということですから、28nGy/h(ナノグレイ毎時) = 0.0224μSv/h (マイクロシーベルト/時)加算されていた。それが現在引かれていると。
逆にその分少なく見えるわけですね。
また、
-引用はじめ-
”なお、空間線量率を評価する「平常の変動幅」(あるいは「参考値」)については、平成23年度の環境放射能測定結果の評価方法が定められるまでの間、平成22年度に定めた値から、宇宙線寄与分を除いた値を使用します。”
-引用おわり-(http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/kakushitsu/antai.html)
ということですので、過去からのデータとの対比に関しても問題なさそうです。
Posted by ガラモバ
at 2011年08月03日 20:06

拝見させていただきましま
Posted by カナダグース at 2011年12月27日 20:25